水漏れの心配は万国共通


Arryです.

皆さん週末は如何お過ごしされましたでしょうか?

私は日曜午後、お客さんとカハラのオープンハウスを見た後、

夕方、近くの海に息子とブギーボードに行ってきました。




偶然鉢合わせた友人と、

最近は水温が下がってきて、夕方の時間海に入っていると、

夕方は1時間が限度ですね。

綺麗な夕陽を眺めて今週も頑張れます。

さて話しはかわりますが、管理している物件で立て続けに水漏れが

立て続けに起こってしまいました。。

日本では台風がくると古い管理物件では雨漏りが起こらないか

心配していましたが、ハワイではハリケーンがくると、もしや雨漏りが、

と思ってしまいますね、

ハワイでの管理物件は鉄筋の高層コンドばかりなので、さずがに雨漏りは

起こりませんでしたが、水漏れは建物が古いだけに頻繁に起こります。

一見新しく見えるお部屋でも点検口を開けるとこの通り、

配管には40年の歴史が刻まれています。。


さぁここで、この2週間に実際に起こった水漏れのご紹介です。

1.  お風呂の水が流れにくい.

お風呂の水がなかなか流れない。とテナントさんより連絡が有り、

行くと確かに流れていない。

日本のユニットバスのように排水にトラップがないお風呂が多すぎます。

ストレイナーといういちよステンレスの網が設置している場合がありますが、

しっかりテナントさんに説明しないと、勝手に取り外されます。。。

トラップがないと、結構大きなものまで排水管に流れていってしまいます。

排水の詰まり除去、日本では出来るだけ作業自分でやっていますが、

こちらでは万が一私がやったことで下の階などに損害が発生した場合、

責任を追求されかねませんので、毎回ライセンスを持っている業者さんと

現場に立ち合います。

これまでプラマー(水道業者)さんにはかなりルーズな仕事をされた事も有り、

ストレスが溜まっていましたが、今ではようやく信用出来るプラマーさんと

出会う事が出来ました。

今回、器具を通している時は水が流れるが、器具を抜くとまた水が詰まる。

という現象。

何度やっても同じ、、

何かが邪魔しているのだろうという事はわかりましたが、

詰まりがとれないなら、壁をぶちやぶって配管の取り換え作業、

という最悪の作業を想定する事態に。

結局二日にわかり6時間の作業の末、ようやくつまっていたものが

器具に引っかかって出てきまた。

犯人は、

この布。

見えにくいですが、器具の先についているこの布が原因で、

6時間業者さんの立ち合いを行うことに、、

しかしとにかくよくしゃべる配管清掃専門業者さんで助かりました。




今回確かにテナントさんは、この様なストレイナーを

しっかり付けていました。

ほとんどの古いコンドでは排水がバックトゥバックと言われる構造で、

隣りのユニットと繋がっていますので、今回は恐らく隣りのユニットの

テナントさんが布を流したのだろうと、

ただどちらが詰まらしたか、はっきり断定は出来ません。

という事でレジデントマネージャーというコンドの管理人さんに

お隣りのオーナーさんの連絡先を聞き、コンタクト。

コンドにはこのような場合、費用を折半する。

というルールが存在する場合も有ります。

今回もそのケースでした。

隣りのオーナーさんを現場に呼び、事情説明。

プラマーさんからも説明してもらい、費用を折半してもらうよう説得。

その場で一筆書いてもらい費用を折半する事に。

私達の管理しているオーナーさんの負担、軽減する事が出来ました。






とにかくお風呂、洗面、キッチンの排水部分にはストレイナーという


トラップ、付けて下さいね。

2. トイレからの水漏れ

すかさずトイレの水を流す時に、水が便器から床に染みが出すとの連絡。







トイレ、便器の下の排水管の継ぎ目から水が染み出す事があります。


老朽化によるパッキンからの水漏れ。直すには便器を一旦取り外す必要があります。

早目の補修で問題解決です。

最後はちゃんとトイレと床の間をコーキングして完了。

このコーキングをしていない物件、ハワイでは当たり前にありますね、、

これがないとこの間へと汚れが入って掃除が大変になります。

この辺りのところ、ちゃんとプラマーさんわかってくれていました。

レバーの効きが悪くなっていたのでついでに交換、

このような何でもないような作業、テナントさんも喜んでくれますし、

オーナーさんも将来プラマーさんをわざわざ呼ぶ負担が減ります。

プラマーさん、

一回出動する度、実費以外に時間ごとに工賃が必要となりますので、

何か他の作業がある場合、極力一緒に作業してもらいましょう。

3. 上の階からの水漏れ

お風呂の換気口からの水がポタポタ。

気づくと天井が剥がれてきたと、、トイレの水漏れの報告を受けた同じ日に連絡が、

重なる日は重なります。

とりあえず私だけで見に行くと、確かに水が上から流れていた痕跡が、

テナントさん自らコンドのセキュリティに連絡して頂いたおかげで、

セキュリティが上の階に入り、元栓を閉めてもらい、とりあえずは水漏れはストップ。

今後は保険会社、上の階のオーナーさんと調整し、お部屋の補修に入ります。

まずは上の階で完全に水漏れが止まってから補修を行います。

現在水漏れの原因解明中です。




上の階からの水漏れでも過去保険金がおりなかったケースがありますので、

現場の写真、見積もりなどをとり、保険の請求に備えます。

4. キッチン下からの水漏れ

ハイ、一番起こりうる配管、パッキンの老朽化による水漏れです。





この際古い部品、全て新しくしておきます。

プラマーさんにまた来てもらって交換する事考えると

まとめて作業をやってもらっておきます。

5. エアコンから下の階への水漏れ

ハイっ、嫌な予感で電話を受けると水漏れの連絡でした。

コンドのセキュリティから下の階のお部屋の天井、及び床に染みが出来ていると。

場所は恐らくエアコンだろうと。しかし今はストップしているとの事。

下の階のオーナーさん、私どものオーナーさん、ともに別荘として

利用しているお部屋なんで、いつ起こった水漏れかがわからないらしい。

とりあえずお部屋を確かめにいくと、



つい先日エアコンの点検を行い補修したばかりで何の問題もない。

ただ点検以前には水がポタポタ床に達してたとの事が有り、

それをうけての補修だったので、以前に水漏れを起こしていたか。。

両オーナーさんとの調整にかなり手こずりましたが、

次回下の階のオーナーさんがワシントン州からハワイに来られる時に

お部屋の立ち合いを行う事に。

水漏れを起こしたのは私どもの管理物件からですが、

下の階のオーナーさん、かなり気のいい方でお部屋を売りたい、

との相談までして頂きました。

今日の被害者は、明日の加害者。とういう事、

良く察しておられました。


水漏れを起こした場合、起こされた場合、相手次第で

調整に対する労力の度合いが違ってきます。

水漏れは物理的な障害ですが、スピーディに補修する事も大切ですが、

人との接し方、これが一番大切かな、

これは日本とアメリカでも共通して思います。

オーナー各位、

確かに、ハワイの物件築が古くお部屋の設備の老朽化が気になりますが、

解決しない問題はないので安心して下さい。

雨漏り、水漏れに終わりはありませんw







Arry





 

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